SIDE WHITE 番外編 ★恵比寿Guilty:2005/08/21★


ハ〜イ♪こんにちは。今回は「番外編」って事で、ワ・タ・シ☆もレポートします。よろしくネ。
で、いきなりトップに、“祝”って書いてあるのはなぜ?

K.Cの前回のライヴ(7月)で、Yassさんが突然のバンド解散宣言をしたその5秒後に、
「来月、バンド再結成ライヴやりま〜す!」ってウマイ事次回のライヴ告知してたけど、
K.Cのメンバー曰く、
今まで"刈り掘る庭ジャム"に出演するのはずっと腰が引けてたんですよ」って。
しかも今回のライヴのMCでも
"刈り掘る庭ジャム"に出演するのが夢だったんですよ〜」って言ってたから、
夢が叶ってヨカッタね〜♪って思いから、"祝"って書いたんだけど。



・・・ふぅ〜ん。
でも一体、“刈り掘る庭ジャム”ってなぁに?

「カリフォルニア」を漢字変換したら、こんなん出ましたぁ!みたいな面白い当て字だなって思ったけど
70年代ロック好きなら、1974年にオンタリオで開催された「California Jam」が頭に浮かぶだろうし、
とりあえず、複数のロックバンドによるロック・フェスティバル企画みたいな、そんな感じなのかな。
それにしても、腰が引けてたってのは「刈り掘る庭ジャム」ってのはもしかして敷居が高いとか?
ここに出たら、バンドにハクがつくとか・・・。
ライヴ履歴に燦然と輝くバンドの勲章になるとか・・・。
なんかよくわかんないけど、まあ、全部見てみればK.Cの気持ちもわかるのかなぁ。



ま、どうでもいいわ。
それで、以下がライヴの出演リストよね♪

K.C.Rhye( QUEEN )

STRANGE WAYS( KISS )

東京ルネッサンス( Renaissance )

The Rover( Led Zeppelin )

OTTOTTO( TOTO )

そうそう、これを最初見たとき、正直、随分バラバラだなぁと思った。
せっかくクイーン、キッスと並べたなら、エアロスミスも入れとけよ!とか、
ん?Renaissance?・・・し、知らないっ!聞いたこともないっ!(汗)とか、
ツェッペリンがあるなら、グランドファンクやパープルも出てくれたらいいのにぃ。とか、
最後がTOTOかぁ、70年代ギリギリじゃん。
な〜んて事を、ロック好きでも嗜好が単純な私はひとりで勝手にブツブツ言ってしまった・・・。



あっそ。でもこの時点で独り言ぢゃなくなってるわよ。
さっさとライヴレポートの続きやりましょ!

そうそう、スゴイ最高でした!・・なにがって、恵比寿Guiltyの音響と照明
思わず、「K.Cのメンバー、演奏うまくなったな〜」って聞き違えるくらい、音響が素晴らしくて、 切り替えもグッドタイミングで雰囲気もバ〜ツグンな照明にはホント驚いた。 それにね、ここの映像モニターがまたベストなショットを映し出してくれてたのよ!さすがプロだねぇ〜。

それと、感動したっっ!・・なにがって、頭のてっぺんから爪先までプラントだったから!
Led ZeppelinのコピバンThe Rover、ここまでプラントの雰囲気醸し出せるヴォーカリストってスゴイ!
スゴイと言えば、TOTOのコピバンOTTOTTOなんて、観客をすっかり呑み込んでしまうほど圧倒的なステージ展開で、 まるでプロの集団みたいだった。OTTOTTOのシールもらっちゃったしね♪

それとね、口惜しかった!・・なにがって、忘れものしたから。
KISSのコピバンSTRANGE WAYSは、ジーンが火ぃ〜吹くわ、血ぃ〜吐くわで、 ポールなんて本家よりセクシーで、ステージ前方にかぶりついてた女性客たちが下着を振り回して盛り上がってたのを見て、
「私もフリル付きのブラもってくればよかったぁ〜」って激しく後悔★



ワタシも次回は絶対持って行くわよ! ・・・じゃなくて、肝心のK.Cのライヴはどうしたのよ!

ぁ、忘れるとこだった。
前回のライヴから一ヶ月ちょっとしか経ってなかったのもあって、そんなに今回のセットリストに期待していなかったものの、 Processionのギターオーケストレーションにはまた鳥肌立ってしまった。これは何度聴いても素晴らしいっ! それと、White Queen!冒頭のギターで一瞬コケたけど、これまた最高だったよ。ピアノとギターの間奏部分なんて聞き惚れちゃったもん。
さて、前回のライヴでは演らなかった曲というと Ogre BattleBrighton Rock、 そしてSee What A Fool I've Beenの3曲。
Ogre Battleに関しては、前々回のライヴでのあのアクシデントが思い出されたけれど、その汚名返上ともいうべき、 最初から最後までギターはカッコよかったし、安定した雰囲気を感じてホッとした。ただ、私的に大注目してる最初のギターの出だしが 不協和音が入りすぎてしまって、ちと残念だったかな。でも74年ライヴのブライアンのギターの不協和音までコピーしてくれって言う方が無理だね。てへっ。
それから、See What A Fool I've Beenは、 フレディのヴォーカルが少しイッちゃってる感を出さないと雰囲気が出ないと感じてるだけに、 すぬさんにはもう少し特徴を捉えて歌って欲しかったな。これのラスト部分とかは特にね。
一方、Brighton Rockは、ギターのスタートがなんとなく「LIVE KILLERS」ぽく聞こえて、一瞬“え〜っ?!”なんて思ったけど、 その後はスタジオ盤に戻ったかと思いきや、最後はSon And Daughterをフィーチャリングして終わるという、私的には納得の終わり方でした。
そしてラストは御馴染みのLiar。ベースのTOHRUさんのパフォーマンスを密かに期待してたのに、 今回は最後まで控えめだった。(笑)そういえば、ベースが前回とは違ってたけれど、なにかワケがあったのかな? この曲でのベースの音は前回のライヴで使ったベースの方が良かったけどなぁ。



アラ、ワタシはあのベース、見た目がキュートで好きよ!音の違いはよくわかんないけどね。
それより、K.Cのカメラマンとしてのコメントも欲しいわね。

カメラマンといっても素人だから偉そうなことは言えないけど・・・
もっと4人一緒のショットが撮りたいのよね!でもなかなかステージの中央に4人揃ってくれない。
ドラムのらりさんを背にして、3人がもっと寄ってくれるといいんだけど、
Yassさんは前々回のギターシールド断絶事件を気にしてるのか、半径30センチ以内しか動かないみたいだし。
TOHRUさんは、後期のジョンじゃないと飛び跳ねたりはしないし、
すぬさんは結構動いてくれるけど、真正面だとらりさんに被ってしまう。
なかなか難しいね。

だけど、K.Cのライヴステージを撮るのはすごく楽しいよ。
衣装や小物にあれだけ凝るコピバンって少ないし、印象派というだけあって、絵的にもクイーンらしさを受ける。 それにクイーンの初期のいろんな曲が聴けるのが何より嬉しいし、楽しみなのよね。 今回のセットも初期クイーンの王道的セットでありながら、毎回来ている観客への配慮も欠かさず、 初めての曲、久しぶりの曲、濃い曲を必ず演るところが心憎いのよね。


でもK.C.Rhyeは自慢ぢゃないけど、クイーンを知らない人に クイーンの楽曲の良さを認識させるほど演奏が上手いってわけじゃない。 そもそもそんな事をK.Cのメンバーが狙っているとは思えないし、私もK.Cのライヴにそれを望んでるわけじゃない。 だから、そんなK.Cが今回オープニングアクトを務めるってのは、ちょっとドキドキものだった。
それに今回の出演リストを見た時の第一印象からして、いつものライヴ会場の雰囲気とは違った空気を感じた。



それってどんな感じだったのよぉ。
ごちゃごちゃ? 押しつけがましいとか?


単なるブッキングライブは別として、 今までは、テーマのある、ある意味偏ったバンドが出揃ったイベントを見る機会が多かったんだけど今回の刈り掘る庭ジャムのような いろいろなタイプのバンドによるイベントは初めてだったし、んー、なんて言ったらいいんだろう。なんていうか、男性らしい視点かな?



それってさぁ、70年代にクイーンが好き!っていうと迫害されたじゃない?
女性ファンの多いバンドに対して男性がバカにしたような・・・。もしかしてあんな感じ?

うん。なんとなく「こんなバンドがこんな選曲やるぜ!お客さんたち、どうだい!」とかって言われてるみたいな、
そんな感覚があったのが正直なところかな。



でもそれはさぁ、それを言うなら、K.Cが最もそういう選曲だったんじゃないかしら?
今回のK.Cのセットリストは以下の通りよ。




Procession ( SE )

Father To Son

Ogre Battle

White Queen

Brighton Rock 〜 Son And Daughter

See What A Fool I've Been

Liar

うーん、こうやって見たら・・・言えてるかもね。
ということは、K.Cは今回のイベントにピッタリだったってこと?・・・んー、何か変な感じだけど、
とにかく、私にはこのイベントをまるごと食べることは出来なかった。 だけどそれでも満腹になったし満足できた♪
ただ、女性には付きものの「デサート」が少なかったような感じがして仕方ないんだけどネ。



K.Cにはデザートを求めないのに、他のバンドには求めるのって、やっぱり私達って、女よねぇ〜♪アハン
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