ベース：TOHRU
メンバーの中で一番ミスが少ないのではないかと思うほど、 毎回安定した落ち着きを感じさせてくれるベーシストのTOHRUさん。 そういう部分は本家ジョン・ディーコンにそっくりだ。たとえステージ上で笑った顔が "N○Kの体操のおにいさんにソックリ"だと囁かれていても！
さて、今回のライヴで印象に残ったのは、"Sail Away Sweet Sister"。 この曲のラストのベースは一番の聞き所であり、大好きな部分なので、それを期待していたら、 ちょうどその部分で突然隣のギタリストに目を奪われてしまった。それで半分聞き逃してしまった・・ちょっと口惜しかった。

ギター：YASS
ステージ上での存在感が大きく、メンバーの中で唯一、 歌って喋れる漫才師！ ギタリストのYASSさん。 そのギタープレイには毎回ドキッとさせられる。 それは良い意味の時と悪い意味の時と両方あったりするところが特徴なのだが、 今回のライヴでは、目立ったミスもなくてこれまでで一番良かったように感じた。 特に今回、YASSさんの新たな一面を披露してくれた"Sail Away Sweet Sister"でのメインヴォーカルは素晴らしかった。
しかし、小豆を使って"波"の効果音を出すなんて(上の写真)。 来日ライヴでコケたブライアンと同じくらい注目を集めた瞬間だったと思う。

ドラムス：らりるれX
メンバーの中で一番年上なのに、ステージ上で一番若く見えるらりさん。 今回の白いヒラヒラ衣装も似合っていて、観客から“カッコイイ！”という声が沸き起こっていた。 そして毎回、ドラムプレイや小道具まで実に細かい部分をコピーしている。 たとえそれらに誰も気がつかなくても、というか逆に、誰も気がつかないであろう事を演って楽しんでいるように感じる。
今回のライヴでも本家ロジャーが無意識にやっていたと思われる事をやっていたが、 口惜しいことに、それを言われるまで私は気付かなかった。でも多分誰も気付かなかっただろう・・らりさんのニヤリとした顔が目に浮かぶ。