今回のライヴタイトルはJimmy PageとJohn Paul JonesとJason Bonhamの新バンドの来日祈願と、
Queen + Paul Rogersの再来日を祈願して付けられた。しかもダブルヘッダーのライヴだ。
「本格派Roberto&Masakado」 Vs 「印象派K.C.Rhye」 さて、この対決や如何に?

渋谷駅前のマークシティを抜けて徒歩2分ほどで今回の会場であるLIVE HOUSE KABUTOに到着。
地下への階段を下りてドアを開けると、同じカメラマンのかけるさんが既に到着していた。
今回はサウンドチェックから会場入り。

ステージの準備中、椅子に座って少しボーッとしてたら、突然、耳慣れた曲が会場に流れてきた。
大好きなStevie Nicksだ!曲はこれまた大好きな「Edge of Seventeen」。
急にルンルン気分の私♪
しかし、Fleetwood Macならともかく、Nicksのソロ曲なのに、ずっとこの曲のバージョン違いが流れていて、
なんとなく、このお店の人って、ちょっと偏屈かも?な〜んて思ったりなんかしちゃったりして。(^^;

KCのサウンド・チェックは予想以上に時間が掛かって終了。
次のサウンドチェックは、KCの前に演奏する「Roberto&Masakado」さんだ。
ヴォーカルのロベルトさんは何度もお見かけしていたものの、このバンドでのライヴは初めて。
ステージに上がってきたのは打楽器隊4名、ベース、ギター、キーボードと、ナント総勢9名だった。
こんなに人数がいたら、ステージはゴチゴチャした感じになるのかな?と思っていたら
全員の顔がよく見える素晴らしい配置。
しかも皆さんとても慣れていて、それだけで、タダモノではないことが素人目にもすぐ判った。

案の定、テキパキとサウンドチェックが進められていく。
そしてこの時、聞こえてきたのは、なんと、「Gallows Pole」だった!!
中学の頃からずっとずっと大好きな曲であり、バンジョーの音色には感情を激しく揺さぶられた。
同時にハイテンションになる私。
きゃ〜♪どうしよう!うそ〜♪うそ〜♪と、一人でむちゃくちゃ興奮して騒いでしまった。
しかもKCの前で・・・。(すみません。)

開場になり、瞬く間に客席が埋まって混雑してきた。
最初の出番は「Roberto&Masakado」さんだ。私はこれまでになくドキドキしていた。

開演。
ステージに9名が整然と位置につく。
ヴォーカルのRobertoさんはその容姿からもフロントに立っているだけで力強い存在感がある。
だけど、それは9名全員から感じられた。これは凄いことだ!
思わず、「有難く拝聴させていただきますっ」と言ってしまいそうだった。

そしてそれは、一発目にきた!
「Gallows Pole」これをライヴで聞ける日がくるなんて、くるなんて・・・・・あぁ、神様ありがとう♪
感激しすぎて泣きそうになった。

やはり、バンジョーの音色には耳を奪われる。
弾いてる人の名前も何も知らないけど、私の熱い視線には気がついてくれたかも。(んなわけない。)
この曲は、気が付くとベースがスッと入ってきて
バスドラのリズムと一緒にいつの間にか自然と自分の手足が動いてしまう。
そこで今度はステージ前方の打楽器隊4人に目を奪われた。
凄く上手い、なんていう言葉は、逆に失礼になると思う。
4人それぞれにとんでもなく存在感があって圧倒されるのだ。
しかもそれでいて4人の一体感も感じた。それはとても感動的でさえあった。
しかしその感動はまだ続く!
ドラムの人が終始とても可愛らしい笑顔で叩いていた。
おそらく9人中、一番若いと思われ、好青年という感じで、ニコニコしながら叩いているけど、
聞こえてくる音は凄いのなんのって。
とくに、スティックを2本束ねて叩く姿には、かーなーり見惚れてしまった。

でも見惚れてしまうと言えば、Robertoさんもだ!
ステージに立っているだけで、どっから見てもプラントそっくり。
というか、この人は立っているだけで、プラントのオーラが出てる!

でもそっくりと言えば、Masakadoさんも、どっから見たってジミーペイジだった。
それに、この方には専用アシスタントが付いていて、曲ごとにギターを受け渡ししていた。
あのダブルネックのギターでさえ、2本も使ってたし。(一体何本持っているのだろう?)
それに右手をヒラヒラさせるパフォーマンスもやってくれて、思わずカメラのシャッターを何枚も切った。

もぅ、どこを見ても、誰を見ても、超〜カンドーーーっっ!!

あっという間にライヴ終了。(すごく短く感じた。)
今回私の中での筆頭は、「Gallows Pole」だったけど、この時の「Kashmir」にも感激した。
あんなバージョンってあるの?よくわかんないけど初めて聞いた。すっげぇーよかった!!
私は、とにかくこの感動と感激を誰かと分かち合いたくて、後ろを振り向き、誰かいないか目で探した。
居た!同じQ友であり、Zepファンであり、人生の先輩でもあるKさん!
彼女の手を奪うように引き寄せて、「良かったよね〜!凄かったよねぇ〜」と興奮丸出しで言ったら、
私同様に、いや、私以上に彼女も興奮していて、更に感激度が倍増した。

本当に、素晴らしいライヴだった!!マジで。
あんなに感動・感激したライヴは初めての体験だった。
まぁ、私が「Gallows Pole」に特別の思いがあるから、好きだからというのもあるかもしれないけど
でもそれだけの理由では、最初から最後までこれだけの感動を得られるとは思えない。
9人が持つそれぞれの魅力と実力を合体させて見事に昇華したような、
そんな凄さをひしひしと感じた。
演奏終了後のステージの去り方も実にクールで、これを本格派と言わずして何と言おう・・・・
ほんとに、ひれ伏す程のライヴだったし、私には戦慄的でさえあった。

それだけに、この後に演るKCのことをちょっと心配に思ってしまったのは事実であり、
この後のKCのセッティングが30分以上かかったのは好都合だと思ったのも事実。
そして、心の中で思わず呟いていた・・・がんばれKC!まけるなKC!



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