2006年11月12日 北千住「Live Club Dandelion」於
NOT FOR SALE 11周年ライヴ!この日の出演は3バンドで、最初に「8cc」、次に「Noahman Brothers Band」で、どちらのバンドも 私は初めて観たけれど、両バンドから、このライヴハウス(Dandelion)と「NOT FOR SALE」に対する敬意が感じられて、 このライヴの趣旨がハッキリ伝わってきたと同時に、NFSの11周年という経歴を垣間見たような気がした。
そしていよいよNFSのライヴがスタート!
ステージ前にセットされたプロジェクターのスクリーンに、メンバーの写真が流れる。
「ん?メンバー全員、若っ!一体何年前の写真だよ!」と、一人ツッコミしながら見ていたら私の大好きなセリフが聞こえてきた!










“ NOT FOR SALE 11周年、やるよお〜っ!”
キターッ☆ これだよこれ〜!
漲るパワーを感じて、それがストレートに伝わってくるのも気分いい!曲はもちろん「Jungle」。 Mick遠藤さんがイントロをギターで掻き鳴らし、激しいリズムのドラムが絡まっていく。 ギターもベースもそれぞれに聞かせてくれるゴキゲンな16ビートのハードロックナンバーだ。

続いて2曲目は、「KAI FIVE(甲斐よしひろ)」の「幻惑されて」。 ファンキーな曲だけど私はNFSのオリジナル曲の方が好きだな。

3曲目は、「Woman-baby-Woman」。これは歌詞がキザぽくて、 なんとなく懐かしい恋愛映画を観てるような感じで好きなんだけど、ライヴではこの曲調がちょっと中途半端に終わってる感じがして、 そこが少し残念に思った。でもとっても良い曲だから、これからいろんなアレンジしてまた聴かせてもらえたら嬉しい♪

続いて「Bye Bye」。ミドルテンポでこれがまたイイ曲なんだわ〜☆ ライヴでも、Mick遠藤さんがだんだんと感情が高ぶっていく様子を見事に歌い上げていて素敵でした。

次が「Bed Time Blues」。これはオリジナルCDには収録されていなかったので、今回のライヴで初めて聴いたけど、 ジャズ風な曲で、ちょっと面白かった。

そして私の大好きな「夜の海」。 今回、唯一スローなバラード。ギターの小酒井さんが、何気ない顔してプレイしてたけど聞き惚れました。 そしてもっと感激したのは、最後の最後にMick遠藤さんがギターのネックの部分を引っ張るようにコツンと優しく叩く感じで聞かせてくれた音の余韻。 これは“波の様子”だと勝手に想像してしまったのだけど、今回のライヴで一番印象に残るシーンでした。

さて、ライヴも終盤。
Mick遠藤さんがギターを置いて、ハープを吹いての「君は何も見ていない」。 この曲はリズム感があって、思わず身体が揺れる楽しいロックンロール・ナンバー。ドラムのToshiyaさん(ソルジャーさん)のスティックさばきは相変わらず凄かった。 というか、それはこの曲に限らず言えることで、彼のドラムプレイの実力というものを、まざまざと感じさせられた。 そして間髪入れずに「リアリスト」。 この曲はミドルテンポでありながらリズムのキレが前面に押し出されてくるようなギターのカッティング音が気持ちいい。メンバーの皆も気分良く演奏してる感じだった。 また、この曲と次の、「河は流れている」は、どちらもMick遠藤さんのヴォーカル=声の良さがストレートに伝わってきた。

そして最後!「R&Rした夜に」。
これはCDでも、めちゃくちゃノリノリになってしまうけど、 やっぱりライヴでは更に盛り上がる!ギターの小酒井さんが前回初めて観たライヴの時とはまるで別人のような(笑)最高のギタープレイを見せてくれて、 最後のギターとドラムが絡むところなんて、ホント最高でした!

そしてアンコールがかかり、「8cc」と「Noahman Brothers Band」のメンバーが全員スタージに上がってきた!